個人事務所を設立するタレントや、そのメリットも一挙紹介!
今回は大手のプロダクションに所属せずに、個人事務所を設立しているタレントさんをご紹介していきます。
まず、そもそも「なぜ個人事務所を設立するの?」という疑問を抱く方も少なくないと思います。それは『地方で活躍するタレントの年収は!?』や『あの有名子役の年収がやばい!』などで取り上げたようなギャラや年収などにも関わってきます!
一概に「こちらがいい!」とはもちろんありませんが、メリットやデメリットも説明していきます。
さっそく見ていきましょう!
なぜタレントは個人事務所を設立するの?
今までの事務所との関係は?
まず個人事務所を設立すると聞くと、今の所属事務所(大手プロダクションなど)との契約をやめて、新しく自分で完全に独立することだと頭に思い浮かべる人がいるかもしれません。しかし、多くの場合はそうではありません。(爆笑問題さんや眞鍋かをりさんなどはそうです。)
では、一般に多いのはどういう形か?それは大手プロダクションに所属しつつ、個人で会社を作るという形です。なので、「今まで個人として契約していたところを個人事務所との契約とする」ということです。
どういう役割があるの?
個人事務所の役割は結論から言うと、「ギャラをもらう役割」です。ここで重要になってくるのは「税金」です。
大手プロダクションや芸能事務所から個人がそのままギャラをもらえば、所得税や住民税がかかります。
しかし、会社を設立し、個人事務所にしてしまえばギャラが会社に一旦収入として入り、その会社(個人事務所)から給料をもらうという形にすれば、経費などを計上してしたり、家族に分散したりすればかなりの節税になります。
「よくワカラナイ。。。」という方もいると思いますので、一つ例を出して具体的にご説明します。
日本は累進課税という方式を取っているので、知らないという方は調べてからお読みください!
例えば、あるタレントさんは年収1,000万円としましょう。このまま個人タレントとしてギャラを受け取ると、ここに所得税などがかかり、約15%なので150万円引かれ、850万円になり、そこから家賃、車、交通費などを払っていくことになります。
もし会社を設立して個人事務所にした場合、まず自宅を個人事務所の所在地としておけば家賃も、社用車としてであれば車も、交通費も、1,000万円の中から経費(税金がかからない費用)として計上できます。例えば、経費が500万円になれば残りの500万円に税金がかかります。この時点でかかる税金は100万円。すでに50万円の節税ですね!そしてさらに家族や身内が5人を会社へ入れ給与として一人100万円と分配すれば、なんと税金がかかりません!
簡単に言うとこういうメリットがあるので、個人事務所を設立したりします。ただ、社会保険や法人税、地方税などいろいろ法人にするにあたり関係してくる事柄が多いので、自分にどの形があっているかはしっかり調べてみてくださいね!
個人事務所を設立しているタレントは?
能年玲奈
「あまちゃん」で大ブレイクした能年玲奈さん。彼女も個人事務所を設立しています、ただ、所属事務所のレプロエンタテイメントに無断で設立したことで大きな揉め事に発展しているようです・・・。
森進一
森進一さんも「森音楽事務所」という個人事務所を設立しています。
絢香・水嶋ヒロ
お二人は所属事務所との契約を解除し、個人事務所の「AstAtion」を設立しています。夫の水嶋ヒロさんが絢香さんとの結婚で所属事務所であった研音をやめたことがきっかけで設立されています。
島田紳助
島田紳助さんも事務所に所属しながら、自身で会社を設立しています。
安室奈美恵
安室奈美恵さんも個人事務所を設立しています!Dimension Pointという個人事務所です。
沢尻エリカ
『ついに発表!大人気モデル達が使用するカラコン一覧』などで沢尻エリカさんの人気のカラコンが紹介されていました。彼女も個人事務所を設立しています。
いかがでしょうか?意外な方もいたと思います!事務所へ所属しようと考えているモデルさんも色々検討してみた方が良いですね!
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