浴衣や着物のモデルをする際に役立つポーズや注意点とは?
最近は着物のモデルを一般の方がすることも多くなってきているようなので、今回は着物のモデルをする際のポーズについてお話ししたいと思います!
まず最初に言っておきます。
着物のモデルの時のポーズと洋服のモデルの時のポーズは全く違います。
実はプロのモデルでも着物のモデルをしたときに違和感を覚える方が多いのです。
今では着物(浴衣も)は成人式、卒業式、結婚式など様々な行事で使われており、モデルのお仕事をしていなくても、着物を着て写真をとることがあると思います。着物はモデルの方でなく、一般の方でも、ポーズを工夫するだけで見違えるほど美人に変身することができます!そんな一生ものの写真を最高のものにしていただきたいと思います♪
モデルをする際に知っておきたい着物の特徴
特徴①
着物などの和服は洋服と違って、体の線がほとんどでません。なので、誰がきてもそこに大した差はありません。着物で変わるのは、着物そのものの柄や色になります。中高年の女性は洋服よりも、和服を着ると気品があります♪
特徴②
和服は洋服よりも、立つ、座るなどの姿勢が非常に重要です。体を曲げたりするときはしっかりせず次を伸ばして、腰のところを曲げるようにしましょう!
特徴③
着物のポーズはいかに気品があるように見せるかがカギとなってきます。その気品は日本舞踊や茶道・華道などに散らばっています。本気で着物のモデルをやっていきたい方はそのような日本の文化に触れてみることも大切です♪
着物モデルのポーズの仕方
和服を着るときはもちろん、日本的なしぐさを表現するために手や指の位置ふや格好が非常に大切です。具体的には軽く手を胸につけたり、全部の指を伸ばしたり、軽く握ったり、自然なしぐさを心がけましょう。しっかりと背筋を伸ばし日本的な立ち振る舞いをし、猫背にならないようにしましょう。
誰でも「見返り美人」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、それは和服のポーズが由来しているのです。和服の帯を見せながら、横向きか後ろ向きで背中をそるように(お尻は出さないように)弓をイメージして見返ればばっちりです♪
正面より右向きに立つ場合
- 左足を斜め後ろに引いて、右足を被らせるようします。
- 足の引き方次第で体の線がきれいにでるか変わります。
- 顔は左足または引き足の方向にあごを引いて、頭を右に1~2cmほど傾けます。
- 右肩まっすぐ前の1mほど上を見ることで目元がはっきり見えます。
- 指先は、五本の指をきっちり締めましょう。
- 人差し指は自然に伸ばしましょう。中指から2~3mm曲げると上品に見えます。
- 右手は上前に置くことで上品に見えます。
- 左手を体から少し離すことで体の線をきれいに見せることができます。
- 最後に顔が向いている肩を1~2cm下げると控えめな女性に見えます。
正面より左向きに立つ場合
上の反対のポーズを取ります。
歩く場合
- なにも手に持っていない時は、大手を振らないようにしましょう。
- 手先に気を入れて、正面からみて一本の指に見えるようにしましょう。
- 足の親指に力を入れる。
- 足を出す際は、親指の前へ前へと出していきます。
止まる場合
- 右手は着物の上前に置いておく。
- 両手を前で軽く組む
着物モデルがしてはいけないポーズとは
最初に洋服と違うと言った大きな理由はここになります。洋服では推奨されるポーズが着物などの和服では綺麗に映らないポーズがあります。たとえば、洋服ではランウェイを颯爽と歩き、ポーズを決め正面を見せることがありますが、和服では正面から写真を撮ることはNGです。また西洋的なポーズもおすすめされていません。胸やお尻を突き出したりするポーズもNGです。
着物モデル特有の小物の使い方
着物のモデルをする際にはポーズも大事ですが、それと同じくらいに小物が重要な役割を担っています。もちろん単純に日本文化である着物にあった小物を合わせることで美しくなるという理由もありますが、和服や着物の撮影時に、電線やビルなどが入り込まないように和傘で隠したりするのです♪
また和傘や扇子などの小物を選ぶ場合は着物との色合いを考えて、和服が目立つように反射色を選びましょう♪
また、和服での凛々しいポーズはその時だけでは生まれません。モデルさんは日々自分の姿勢などに注意していますが、誰でも意識して綺麗な姿勢になることはできません。。。そんな方はぜひこちらをご覧ください!
姿勢はポーズやウォーキングで大事なので、気をつけて下さい♪
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2015年 10月 14日トラックバック:山田優、長谷川潤らトップモデルに学ぶかわいいポーズ10選
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